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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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古希過ぎてグチってばかり、恥ずかしきこと。


古稀を過ぎたころから、何となく身体の調子が悪い。そこで、何事も消極的。さらに、悪いことにはグチっぽくなってしまった。若いころのようには、自信がないのである。

横井也有の『歎老辭』は、也有が五十三歳のときに書いた俳文『鶉衣(うずらごろも)』の後編にあたる。記述は、かなりショックなもので次のような件(くだり)があった。

<耳もとおくなり、眼はかすみ、四肢のふしぶしは痛むようになってしまいました。老人と話をして、まどろかしく感じたり、また老人をうとましく思ったのは、つい先日のような気がする> つまり、自分自身が老いたことを改めて認識をしたのである。
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