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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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後悔の思い出ばかり、蘇(よみが)えり来る。


なぜであろうか。ここのところ、恥ずかしい思い出や後悔の記憶ばかりが、次々とあらわれて苛(さいな)んでくる。ときには、怒涛のように次々と思い出されて、何とも苦しい。おそらく、人生をムダに過ごした自責の念とでもいうのだろうか。
そもそも、人生には楽しいことが少ないのではないか。人によって、かなり違っているかもしれないが、……

晩年のゲーテが、エッケルマンに語った言葉。(ではなかったと、私は思う。間違っていたらご免なさい。)

<人生で楽しかったことは、時間にすれば二・三日もない>

ゲーテほどの秀才がである。二十三日ではない。二日か三日ほどだ。
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あきらめる他(ほか)にないのか? 機能の失調。


ここのところ、身体のいろいろな機能が、かなり失調してきたようだ。
例えば、目が悪くなった。また、歯も悪い。むろん、魔羅(まら)はとっくの昔。

目は、やがて失明するかもしれないという。
歯は、隔週に歯医者に行かねばならない。
魔羅は、さんざんの状態。今現在ですでに、rikの「クラミジアなどを排除する血液浄化法」のような苦肉の次第。

なお、魔羅は摩羅とも書いて、梵語の「mra」の音写という。障害・破壊・殺し屋の意味。仏語では、「人の善事を妨げる悪神・魔王・欲界第六天の王」を言う。さらに転じて、「悟りの妨げとなる煩悩」や単に「魔」の意味。
さらにさらに、排泄する意の「まる」の交替形でオチンコ(陰茎)を言うようになったらしい。為念。
ことさらに、なすべきことをしないも一理。


あれもしなければならない、これもする必要がある。そんな脅迫概念は、健康にもよろしくない。いっそ思い切って、そのようなことをしないのも一つの理屈。なぜならば、エスカレートしてキリがないからである。
『徒然草』に、

<いまだ誠の道を知らずとも、縁を離れて身を閑(しづか)にし、事に與(あづか)らずして心を安くせんこそ、暫く樂しぶともいひつべけれ。「生活(しゃうかつ)・人事(にんじ)・技能・學問等の諸縁を止(や)めよ」とこそ、摩訶止觀にも侍(はべ)れ。>(第七十五段)

<改めて益なきことは、改めぬをよしとするなり。>(第百二十七段)

というくだりがある。
私も、「なるほど」とか「さもありなん」と思う。
コマーシャル、その都度チャネル切り替えて見る。


有料の放送にも、コマーシャルが入る。新番組の案内が多いが、商品のPRなどもしばしば。番組が一区切りして、次の番組との空き時間に入るものが多いが、途中にあつかましくも入ってくるドラマなどもある。

3分くらいではあるが、そこでストーリや思考が途絶えてしまう。仕方がないので、私は別の番組に切り替える。ふつう「CATV」を見ているので、「前選局」ボタンを使って切り替える方法と「地上」「BS」スイッチを用いる方法がある。いずれもワンタッチでできるようにセットしておく。私の2チャンネルである。

つまり、いま見ている番組と次に見たい番組を決めておいて交互に見るわけである。しかし、いったん別の番組に行ったら、それを見ることにして前の番組にはふたたび戻らないことも多い。
そんな見方をするのも、やってみるとなかなか面白い。
体調のよくない日には、まどろみており。


最近になって、何となく体調が優れない日々がある。とくに病気ではないが、気力がない。そんなときは仕方がないので、布団を敷いて横になっている。体力を取り戻すためだ。すると少しの間、うとうととする。そして、いろいろな想念が脳裏をよぎる。支離滅裂なことや、奇想天外の内容がある。

体調がよくないときは、もしかしたら理屈の通らない不条理なことを考えるのかもしれない。不愉快な思い出や失敗の記憶が、次々と思い出される。

まどろんでいるというよりも、そのまま深い眠りに落ち込むこともある。そのようなときは、目覚めると体調が元に戻っていることが多い。もしかしたら、日常の睡眠不足が体調に影響していたのかもしれない。日々、コンフォタブルでありたいものだ。
複雑なことに、対応できないらしい。


体調がよくないので、どこへ行ったらよいかを尋ねるために、保健所へ行ってみた。つまり、どこの病院の何科に行けばよいかである。大きな病院に行って、受付のところにいる婦長さんのような人に相談をすると、その病院の患者になってしまうので、もっと広い視野で教えてくれる人が必要であるからだ。

私(rik)の場合は、体内に常駐をしてしまったパラサイトの問題である。つまり、クリプトコッカスとか緑膿菌とか歯周菌などが血液に入っているかどうかの検査をする機関を知りたいのである。

保健所では、前にエイズと肝炎の検査をしてもらったことがある。だから、その他の菌についても検査ができる機関を知りたいのであるが、回答が返ってこない。つまり、症状が出て完全な病人になるまで待てといった按配である。


もしかしてボケるか狂う? そんな気もする。


ここのところ、度忘れや失念が多い。だから、認知症になるのじゃないかという心配があることは事実。
また、過去のことや将来のことを考えると、なぜか大声を出したくなるときがある。いたたまれなくなってくるからだ。そして、そんなことが続くと、もしかしたらバカになったり、発狂をしてしまうんじゃないか。

恐ろしいのはボケても狂っても、もはや自分自身でコントロールができないこと。「恍惚の人」は、その状態が本人にはわからないらしい。
また、最近はブツブツひとり言をしていて、突然に大声を出す人がいる。回りのものは、びっくりしてしまう。しかし、本人は一向に平気な顔。

そんなボケたり狂ったりするケースには、何としてでもなりたくないものだ。

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