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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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このごろは、あるものだけで生活をする。


関係の少ないことにはタッチをしないのであるが、いきおい新しいものをなるべく避けて、現在所有するものに親しむようになる。

かつて買った書物やCDなど、取り出して読んだり聞いたりする。中には、懐かしい思いのするものがある。次々と新しい刺激を求めていくのとは異なった楽しみもある。『論語』為政編にあるように「温故知新」などと、昔から言うではないか。つまり、過去の事実を研究して、新しい知識や見解をひらくことである。ついでながら、 「故(ふる)きを温(たず)ねて、新しきを知る」と読み、「温」を「あたためて」と読むこともあるが、「温古知新」と書くのは間違い。

そのようにすると、生活そのものが消極的になったわけだが、何となく落ち着いた静かな日々を過ごせるようになった。
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