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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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往き往きて、真(まこと)の世界、そこに安らぎ。


いま、私が勉強をしている『般若心経』である。
独覚(どっかく)というのであろうか、何となく自分なりに「覚り」(さとり)を得た感じだなどと、つい思ってしまう。

それほどまでに、今までの解釈と異なるのだ。
「空」は、「空間があるが、時間のない宇宙である。」と考えた。
つまり、「空」は「無」でもないし、「ゼロ」でもない。
また、「空しい」という意味でもないし、「空」(から)のことでもない。

総文字数262字の中に、「空」が7文字、「無」が21文字も含まれているので、つい勘違いをしやすい。10パーセント以上もの割合だから。

私は、「空」を「生死」(しょうじ)、「取捨」、そして「有無」などの概念を含む「意思や計らいを捨てた」空間だと思った。
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