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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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捨てるのは惜しくもあるが、あえて行う。


いただき物をすることもある。
しかし、食べ物に関しては注意をしているために、せっかくではあるが捨ててしまうことが多い。

ハムや佃煮(つくだに)、そしておみやげにいただく各地方の珍味など。
もったいないと思うが、どうもそれらを食べる気がしない。そうかと言って、それを誰かに差し上げるのは、やはり失礼であろう。

なぜならば、自分が健康によくないので不要だから、それを知っていて、そのことを知らない人にさせるのは、えじょうの言う「ほう居士の故事」と同じ。

ほう居士は仏道に入ろうとしたときに、家財道具すべてを車に積んで、海に運んで捨てた。誰かが、布施に用いたらと注意をしたら、

「自分が持っていて、自分のためにならないと考えたものは、やはりその人にもよくないであろう。」

と答えたという。
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