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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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久々に浅漬け(あさづけ)食べる、懐(なつ)かしき味。


妻が働いている会社の秘書さんから、トウモロコシとキュウリ、そしてキュウリの浅漬けをいただいた。そこで、私もお裾分け(おすそわけ)を食べた。
とてもおいしかった。それとともに、何となく母の記憶が蘇って(よみがえって)きたのである。
そして、懐かしい記憶の断片が次々。なぜならば、幼いころに母がよく作ってくれた味だから。

妻の食事が危険であると言って、喧嘩をして台所を交代してから、私はここ10年ほど味噌汁や漬け物を作っていない。第一、台所には味噌も置いていないし、塩や砂糖さえもない。むろん、マヨネーズやトマトケチャップなどない。味付けは、醤油だけ。

野菜や果物は、ふつうそのまま食べる。
トマトやキュウリ、そしてリンゴや梨、それらはふつう丸ごと皿に盛る。盛るというか、ただ洗って載せるだけ。そして、小さいナイフで少しずつ切り出して食べる。切り口を酸化させないためです。

サツマイモやトウモロコシなどは、圧力釜で茹でる(ゆでる)。やはり、いただいたトウモロコシもそうした。甘みがあって、とてもおいしかった。
秘書さん、ありがとう。


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河原を進めばバッタ、わが先を行く。


多摩川の河原の草むらを歩いているときです。
青いバッタが、私の歩いている先を飛んで行きます。そこまで行くと、さらに前のほうへ飛びます。

そんな習性が虫にあるのでしょうか。ただ、逃げているだけなのでしょうか。
幼いころに、ハンミョウという虫がいました。
その虫は、やはり前へ前へと逃げていきます。虹色の美しい虫なので、必死になって追っかけるのですが、決して追いつきません。

河原にいる青いバッタは、おそらくトノサマバッタなのでしょう。
「ギィーッ」となくキリギリスは、めったに道には出てきません。
校正や更新をする楽しみが、~
~図書よりも、気軽にできるこの五七七。


誰か忘れましたが、ある作歌が志賀直哉宅に訪問すると、彼が短編を手直ししていたという話があります。
小説の神様などと言われるほどの文筆家でも、何回も加筆や手直しをするようです。

ホームページの場合は、図書などと比べると校正や更新が簡単です。
また、全文中から検索をしたり、文字の置換をすることにも時間がかかりません。

そんなわけで、校正や更新そのものが、知的空間を広げる作業でもあり、「生きている証明」にもなるのです。
何もかも、するのがいやになるときもある。


若いころは、そんなことがなかったようです。
しかし、老いてくると疲れちゃって、何となく何もかもするのが億劫になりがちです。

つまり、精力が衰えて、物事に対する情熱が薄れたためでしょう。
そんなわけで、あまりムリをしてはいけません。

私の場合、重篤な病気をやってしまったので、その退院後くらいから次第に気力が薄れてきたみたいです。

横井也有でしたか、俳文集『鶉衣』が有名です。その中に「老嘆辞」という老いを嘆いた文章があったと思います。そして、「ぼつぼつ引っ込むべきか」というようなことが書かれていました。

それを読んだのは、まだ私が四十歳代のころでした。
今、思えば。


デジカメでパチリ、覚えは五七七する。


散歩やハイキングのときに、ちょっと変わった風景があったら、デジカメでパチリ。そして、その覚えを五七七にしてメモっちゃう。
それが、そのまま「生きている証明」になると考える。

そんなことをすると、実に日々が活性化をするではないか。

デジカメは、かなり大きな範囲が何万画素という高密度で取れる。したがって、必要な箇所をトリミングしてもよい。そんな楽しみと、記事の五七七を作る楽しみがある。

言ってみれば、小学生の日記帳と変わらないかもしれない。
しかし、簡単に編集をしたり、手軽に追加ができるところが、パソコンでするときの大きなメリットであろう。

いわば、記録自体が成長していくことができるのである。
食堂で、ビール飲むわけ、言ってしまおう!


きょうも、吉野家に行きました。
期間限定の鰻丼(うなどん)は、すでになくなっていた。そこで、いつもの通り、私は豚丼(とんどん)とビールを注文する。

ビールは、サントリーモルツの瓶で500ml。ラベルに「粒より麦芽 100% 天然水仕込み」と書いてある。それは、かつて「武蔵野ブルワリー」と言った工場で、丹沢系の地下水を用いて作られている。

「より」が「選り」となっていないのが、ちょっと心配。でも、私は安全性の確認のために、何回かその工場の製造工程を見学しに行っている。

実は、私は食堂で水が飲めないのである。
多摩市の水は、地下水なので夏は冷たくおいしい。

しかし、市の周辺には十近いゴルフ場がある。そして、いずれも市の水源地よりも高台。ゴルフ場にはよく行くが、雑草一本も生えていない。米軍に接収されて、治外法権になっている場所は、かつて陸軍が化学兵器などを作っていて、そのまま地下に放置されているという。

地下水や多摩川の伏流水が、どう流れているか知らないが、安全のために市の水道水は飲まない。

そこで、ニール=ドルフではないがビールの常習?




八月は葉月というか、間もなく晩夏。


陰暦で、八月は葉月(はづき)と言ったそうですね。でも、私は晩夏という言葉のほうが何となく実感を受けます。

幼いころの夏の思い出が、今でも残っています。
銀ヤンマを追ったり、小魚を捕りに行ったり、いろいろと楽しいことがありました。三鷹の上連雀や牟礼(現在は井の頭四丁目になっている)に住んでいたころのことです。

いったい、時間とは何でしょうか?
アルバート=アインシュタインは、

<過去と現在と未来の区別は、いかに根強いとは言え、単なる幻想にすぎない。>

と言っていますが、……

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