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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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ガタガタになりたる身体(からだ) 慈(いつく)しみたり。


長く使い続けて、ガタガタになってしまった自分自身の身体を、何となく哀れに感じるときがある。ずっと気にしなかったことだが、身体はあたかも乗り物のようなもの。それが、最近になって調子が悪い。

おそらく、二年前の入院・手術後にホメオスタシスが狂ってしまって、フィードバックが効かなくなったのだろう。使い古した廃車寸前の車のような状態。その後ずっと通院をしているものの、何となく気分が優れず、憂鬱な日が続く。

仏教の話に、長年連れ添った三人の夫人の話がある。それは、普段から目立たなかった第三婦人だけが、最後まで一緒に行くという内容。そして、それを私は自分自身の身体だと考える。

つまり、健康で調子のよいときは忘れていて、ふだんからあまり注意をしていなかった部分である。反省は、しているのだが、……。
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