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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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キリのないことを次々するは愚かか?


何かを目指してがんばると、チャレンジとか可能性の追求などと言う。蒐集や趣味の場合でも、本格的になると大変だ。それが、あまり社会的に有意義でないことであっても、世間はそれなりに注目をする。

やっている本人は、単に自己満足にすぎないこともあるだろう。そして、ほどほどにするということを忘れてしまった場合も見受けられる。だから、次々とそれに向かう情熱が湧いてくるのである。

『荘子』にあるように「有限の身であって、無限の対象を追うのは危ない」などとは考えないのだろうか。たかが蒐集や趣味などに対して、一時的な情熱や成り行きで馬車馬のように突き進むのは、あまり賢くない方法でなかろうか。まず最初に、自分がやっているのが「キリのないことである」と認識することも大切であろう。
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