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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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『円空』というドラマ見て、すごいと思う。


テレビで『円空』というドラマを見た。円空(1632?~1695)は、江戸初期の僧で、生涯に十二万体の像を作ることを発願。諸国を経巡って布教しながら、円空仏とよばれる仏像を制作。円空仏は木彫りの仏像で、鉈(なた)で彫った素朴で大胆な作風。現在、二千数百体が発見されている。

私が見た映画は、丹波哲郎が円空、樹木希林が女弟子のような形で語り、他に倍賞美津子なども出ていた。ものすごく迫力のある映画だった。とくに、円空が最後に即身成仏になるくだりは素晴らしい。

その入定(にゅうじょう)であるが、自然の成り行きで、演技もぎこちないところがなく、何だか現実を見ているような感じだから、不思議である。そこで丹波さんが亡くなったわけでないが、希林さんの語りによって、ものすごい効果を出していた。
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