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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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現実は夢か幻(まぼろし)、欺かれおり。


私たちの日々は、「喜怒哀楽」、「四苦八苦」などの連続。
しかし、『般若心経』ではないが、すべてが実際は「空」なのである。つまり、日々の現実と考えている現象は、脳のもたらす幻影という。とっぴであるが、そのように考える理論があるらしい。

私たちは、自分自身がいわゆる平均と思っていることに誤謬があるのではないか。まず、その大きさである。

むろん、細菌に比べると大きい。しかし、宇宙の大きさと比べると微塵以下。したがって、現実と言っても空間と時間の中で意識をする瞬間なのであって、『般若心経』の考えから言ってしまえば、すべて「空」であって、仮の姿でしかない。言ってしまえば、脳が欺かれているのである。そんなふに、ふと考え始めたのである。
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