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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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空(くう)という無為概念にとらわれており。


「空」(くう)というのは「何もない」ことではない、と思う。私が考えているのは、現象のすべてである。したがって、人間は死んでしまうと何もなくなるのではなく、その空に溶け込むのだと思う。

「死」は単に「空」に含まれる一つの状態で、それをふつう別の次元の概念と考える。ものごとを知らなかったり、包括される概念を認識しなかったために生じる無意味な錯覚なのである。

楊貴妃だったか、誰だったか忘れたが、宮廷に来るときに大いに嘆き悲しんだということだ。しかし、おいしいものを食べたり、楽しかったりしたので、自分が悲しんだことを後悔したという。スエーデンボルグやパスカル、そして源信などを読むと、「死」についても同じことが言えるのではないか。
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