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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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銀ヤンマ、池面(いけも)を風に、ホバリングする。


私は、夏に銀ヤンマを見るのが大好きです。
おそらくテリトリーを守りながら、虫を捕るために周遊をしているのでしょう。

塩からトンボや赤トンボなどと比べて、ヤンマは大きいので悠然と飛ぶのが特徴です。微風の風に向かって、ちょっとホバリングして空中を静止します。
そんなときに、腹の空色が鮮やかに見えました。

私は、子どものころを思い出します。
異常発生をした年だったのでしょうか。夕方、空にいっぱいの銀ヤンマが飛び交っていました。雌(メス)は腹が茶色くて、羽にも渋みがかかっているようでした。

その空いっぱいの光景は、私の記憶に「B29が編隊でやってきたとき」よりも、もっと美しく勇姿のような印象を残しました。
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