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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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くねくねとするピアニスト、音色(おんしょく)見事。


山の上のピアノの先生から、音楽会の招待状をいただいた。
そこで、公会堂へ聞きに行った。

プログラムの終わりのほうで、かなり中年の女性のピアニストが、ショパンの曲を弾いた。
ところが、身体を異常にくねくねと動かす。私は、驚いてしまった。
腕を鍵盤上に置くと、どうしても上半身が動く。それが必要以上に動いていて、何となくアクロバットみたい。

もしかしたら、その効果を狙っているのかもしれない。でも、音楽を表現するのに、身体までを必要以上に動かすことはないのではないか。
しかし、音はきらびやかで、美しい響きがしていたのでやれやれ。

私は、もっとシャンとしていたら、その女性が一層美しく見えるのではないかと思った。

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