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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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つきつめて言ってしまえば、脳の幻影。


ああでもない、こうでもないなどと、迷ったり考えたりする。しかし、そのような考えは、つきつめて言ってしまえば、一種の脳のもつ幻影にすぎないのではないか。「人生の目的」や「死後の世界」などについても。

つまり、その思考に振り回されてしまうのである。欲望には限りがないということ自体が不自然であるということを忘れてしまうのもそうだ。

何のために何をしているかが、わからなくなってしまった現代。
例えば、生きるために食べるのであるが、それが食べるために生きているようになってしまう。金は生きるために必要であるが、金のために生きているのではない。

本末転倒なことが、何となく常識になってしまったのは、脳がもつ幻影によるものだろうか。


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