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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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ケラ才の自分自身に嫌気がつのる。


まったくだ。
「けらざい」という言葉がある。何をやってもダメなのである。
それを「オケラの才能」と揶揄する。螻蛄(おけら)のように種々の芸をもっているが、巧みなものは一つもない。

オケラは小さな羽根があって飛べるが、山を越せない。穴を掘れるが、深くまで行けない。鳴くこともできるが、鳥を防御できない。……
もしかしたら、鳴くはなかったかもしれない。
一説によると「飛ぶ」「登る」「潜る」「掘る」「走る」の五つの能力。いずれにしても、それらどれ一つとして卓越したものがない。
つまり、多芸多才でありながら、どれも中途半端であること。あるいは、そのような役に立たない才能。螻蛄芸とでも言うか。

そういえば、『荘子』の中で恵子(けいし)の悪口が出てくる。本を車いっぱいもっているが、役に立たない知識だと言うのだ。
なんとなく、そんなことがある。
ケラ才の自分自身に嫌気がつのる人も多くいることであろう。
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