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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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人生は夢幻泡影、まさしくにょろでん。


夢幻泡影(むげんほうよう)は、夢と幻と泡と影。金剛般若経から取った言葉で、人生のはかないことをたとえている。

私の好きな作家に、清純な私小説を多く残した外村繁(とのむらしげる)がいる。その中に、『夢幻泡影』という作品がある。その外村は滝井孝作の長編小説『無限抱擁』からヒントを得たという。

奥さんが、ガンで死ぬまでの経過を切々と書いている。非常に苦しんだあげく、あっけなく死んでしまう。読んでいて、やりきれない気持になる。外村自身も、その後ガンで亡くなっている。少し古い作品であるが、やはり実際のガンに対する闘病生活を垣間見て、私は恐ろしくなってしまう。

金剛般若経は、夢幻泡影の後に「にょろでん」と続いていたと思う。まったく、その通りだと思う。
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