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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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束の間も忘れていたい老いと死のこと。


束(つか)の間は、ごく短い時間のこと。ちょっとの間でも、そのことを忘れていたい。つまり、老いていくことと、やがて死ぬことを。

なぜならば、老いれば死に近づくことは否めない。そして、現実に死がやってくる。心配なのは、死んだ後である。死ねば何もかもなくなるので、下らない心配をする必要がないなどと言う。

死後の状態では、本当に意識がないのだろうか。プラトンほどの学者でも、明快な回答を出せなかった死後の世界。スエーデンボルグやシュタイナーを読むとおちおち油断ができない。「銀河鉄道の夜」や「星の王子さま」なども、何かしら死後の世界を垣間見た感じである。理論で考えなくても、私は直感でわかる。だから心配なのである。
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