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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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甘くない汁粉、おいしくいただきぬ。


砂糖と塩を調理に使わなくなってから久しい。そもそも、我が家の台所には砂糖と塩が置いてない。

砂糖がないから、小豆(アズキ・あずき)などを煮ても甘い味付けができない。そのまま食べるのである。最初はおいしくなかったが、慣れてくると小豆その物の味がわかって、なかなか素晴らしい食べ物だ。ほのかな香りがあって、硬めに煮ると歯ごたえのある上品な味である。

コーヒー・紅茶などにも砂糖を入れない。そのようにしていたら、外でいただく喫茶店やミスドなどでも砂糖を入れなくなった。水で割って飲むと、カフォレもなかなかである。私(Kuroda Kouta)は、いつも『ヴィーグル号』(ダーウイン)だったろうか、「南海の現地人が、一日分の労働の対価として角砂糖一個で満足をした」という記述を思い出す。


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