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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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銀杏(ぎんなん)を炊き込んだ飯(いい)、なつかしき味。


妻が掃除をしている会社の秘書さんから、銀杏を2カップほどいただいた。お母上が送ってくださったそうだ。そこで、大匙(おおさじ)3杯ほどを二合の飯に炊き込む。すると、とてもおいしい。さらに、なつかしい味がする。

まだ、私(rik)が小学生に上がる前、母が作ってくれたことを思い出す。鎌倉の扇が谷に住んでいたころのことだ。鶴岡八幡宮の境内で、拾ったことも覚えている。そこには、別当公暁の大銀杏(オオイチョウ)もあった。

飯は、「めし」と読んでもよいが「いい」のほうがいいと思う。『万葉集』の巻二挽歌(一四一)にある有間皇子の短歌
<家にあれば笥(け)に盛る飯を草枕 旅にしあれば椎(しい)の葉に盛る>が「いい」と読んでいるからである。
秘書さん、そしてお母上は、いつもお元気に健康であらせられますように。
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