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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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やり過ぎは、嫌(いや)がられたり嫌(きら)われもする。


何事も、ほどほどがよいのかもしれない。私は熱中するあまり、ついやり過ぎになることが多い。そして、周りの人に辟易(へきえき)されてしまう。

まず、妻である。いつものことであるから何も言わないが、顔付きでわかる。「また、例の徹底癖が出ましたね」というようなうんざりした様子。そこで、私は他の人の態度も見る。そして、「いやがる」と「きらう」が同じ文字を用いていることをなるほどと改めて認識する。

回りの人は、何事も意外にルーズなことが多い。また、自分の意見ばかりを言って、他人のいうことを聞かない。私は、さいわい師に恵まれたので、その意見をすべて聞いた。しかし、いま私が正しいことを言っても、賛同者がいないと、いきおい敵を作ってしまう。人間は論理ではなく、感情で動くことが多いからであろう。
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