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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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マロニエが散り、カイコウズ紅い花咲く。


聖蹟桜ヶ丘駅周辺、川崎街道のマロニエの並木、いっせいに赤い花を付けたが、すでに散ってしまった。そして、あいおい損保の前にあるカイコウズが紅い花をつけ始めた。毎年のことである。

マロニエは、フランス語の「marronnier」であるがトチノキ科の落葉高木。和名で「ベニバナトチノキ」という。葉が大きく、数枚の倒卵形で掌(てのひら)状。初夏、赤みがかった花を円錐状に咲かせる。バルカン半島の原産という。

カイコウズは、「海紅豆」と書きマメ科の木。アメリカデイゴともいい、ブラジル原産であるが、江戸末期に渡来したらしい。もしかしたら、ナンバンアカアズキのほうかもしれない。梅雨のころ以後から八月頃まで、枝先のような部分に深紅色の花をつける。いずれにしても、冬に藁を巻かれるので、私たちは「龍神の木」などと冗談に言っている。
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