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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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毎年のごとくに思う、年賀の不思議。


ここのところ、私は毎年のように除夜の鐘を撞いて、年賀に行く。しかしそうかと言って、とくに信心があるというわけではない。
除夜の鐘は、近くの観蔵院。ここの鐘は、音色がよい。十二時半ごろから撞けるし、枡酒と甘酒の振るまいがある。また、鐘を撞く数も百八でなくてよい。参拝者全員が撞ける。かがり火も焚いているので、あまり寒くない。ちゃんとトイレもある。

初詣は、やはり近くにある小野神社。御祭神は、天之下春命・瀬織津比咩ノ大神・伊弉諾尊・素盞嗚尊・大己貴大神・瓊々杵尊・彦火火出見尊・倉稲魂命など数柱の記述がある。しかし、参拝者は私と妻、そして数人しかいない。ここ数年であるが、毎年のごとく参拝者は少ない。

歴史があり、菊のご紋もいただいていて、延喜式内の格式がある大きな神社なのに、賑わいをなさないのが不思議でもある。
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