rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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研究を他人に譲る、拱辰禅師。
鉄眼禅師(てつげんぜんじ)は苦労の末に、『大蔵経』を出版した。大飢饉に苦しむ人々のために、途中で集めた資金を惜しげもなく投げ出したからだ。そんなことが、何回かあった。
いっぽう、中国の拱辰禅師(きょうしんぜんじ)は、実際には『景徳傳燈録』を著している。なぜ、そのように言うのか。拱辰禅師は苦労して、釈尊から宋の時代までの伝記をまとめた。それを都に持っていくとき、永安道原という人に貸したら、持ち逃げされてしまった。それで仕方なく、引き返したのである。
しばらくして、その本が出版された。しかし、拱辰禅師は「その書物が人々のためになれば、著者の名前などどうでもよい」と述べ、笑って訴訟などをしなかったと言う。
鉄眼禅師(てつげんぜんじ)は苦労の末に、『大蔵経』を出版した。大飢饉に苦しむ人々のために、途中で集めた資金を惜しげもなく投げ出したからだ。そんなことが、何回かあった。
いっぽう、中国の拱辰禅師(きょうしんぜんじ)は、実際には『景徳傳燈録』を著している。なぜ、そのように言うのか。拱辰禅師は苦労して、釈尊から宋の時代までの伝記をまとめた。それを都に持っていくとき、永安道原という人に貸したら、持ち逃げされてしまった。それで仕方なく、引き返したのである。
しばらくして、その本が出版された。しかし、拱辰禅師は「その書物が人々のためになれば、著者の名前などどうでもよい」と述べ、笑って訴訟などをしなかったと言う。
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