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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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「捨身飼虎」「捨身羅刹」は、信じられるか?


釈尊の前生譚に、「捨身飼虎」「捨身羅刹」などがある。どちらも、私にとって印象深い。にわかには信じられない内容ではあるが、いろいろ考えてみると事実であったかもしれない。

「捨身羅刹」は、雪山で羅刹が詠んだ上の句に対して、下の句が知りたいと思う。教えてくれというと、腹が減ってダメだと言われる。そこで、その続きを聞いてから、自分自身を差し出すために高い木から飛び降りる。

「捨身飼虎」は、山中で飢えた虎の親子に出会う。その虎は死の寸前だったので、釈尊は自分自身を供養することにした。裸になって、虎の前に行った。しかし、虎は衰えていて食べようとしない。そこで、釈尊は竹で自分の身体を刺して血を流し、虎の食欲をそそって食べられたというのである。かなり印象強いエピソードで、法隆寺の玉虫厨子にも描かれているそうだ。
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