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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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考える最適の場所、バス後部席。


昔から「三上」などと言う。欧陽脩の『帰田録』による「文章を練るのに最適の三つの場所」のこと。つまり、馬上・枕上(ちんじよう)・厠上(しじよう)である。

欧陽脩は貧しい家庭に生まれ、四歳で父を失う。したがって、正規の教育を受けず、独学で進士の試験に合格。高官への途が開けたが、改革派である范仲淹を弁護したため、夷陵県令に左遷された。数年後に、再び中央に返り咲き、翰林学士などの要職を歴任。その後、蘇軾を見いだしたり、蘇洵や王安石を登用した。

馬上など、現在の私にはありえない。また枕上では、すぐ眠ってしまうことが多い。そして、トイレで「考える人」のスタイルをしてみてもダメ。結局、文章を練るのではなく草稿を得るのは、バスの後部座席がよいみたい。
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