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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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蘇東坡とソロモンが言う「文字」「知恵」空し。


「卒塔婆」でも、「蘇東波」でもない。正しくは「蘇東坡」であり、蘇軾(そしょく 1036~1101)のこと。中国、北宋の政治家・文学者。「人間文字を知るは、憂患の初め」と書き残している。

ソロモンの口調で、コヘレットは演説する。「夢が多いと、幻滅も多い。言葉が多いと、失う時間が多くなる」「銀の好きな人は銀をどんなに集めても飽きず、富みを好む人は富みで満足をすることがない」。そして、「知識が多くなれば、憤激も多くなる」と悲観的な結論である。

現代文明は追い求めるばかりで、その結果について考えていないような気もする。豊かになればなるで、それに比例しては幸福にならないようだ。私も、言葉や知識が多くなると、煩わしいと思う。大いに反省をする次第。すべて、「空の空」である。
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