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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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いたし方ないことと言い、老いを諦らむ。


いったい、いつの間に老いが来てしまったのだろうか。
私の場合は、少しずつ老いがやってきたのではない。ガクンと、急に来たようだ。一昨年の夏に、入院・手術をして退院後の肥立ちが何となく悪かった。もしかしたら、院内感染をしたのかもしれない。

クラミジアが多量に血液にいたこと自体、尋常のことではない。自分自身でも驚いてしまった。そして、さらに緑膿菌・溶連菌(溶血性連鎖球菌)などがいた。そこで、抗生物質を三種類も使用。一つは一時間以上もかかる点滴。

それでも、まだ完全に回復はしていない。つまり、老いてくるとパラサイトにも負けてしまう。私は「四門出遊」の最初の話を思い出した。それは、老人が道で必死になって犬から逃れている光景。
「四門出遊」は、釈迦が太子だったときに王城の東西南北の四つの門から出かけて、四つの出来事を見たこと。東門を出て老人、西門を出て病人、南門を出て死人、北門を出て沙門に会い、出家しようと決心をしたという。
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