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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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小乗を改めて読み、深い感激。


小乗仏教などというと、何となく蔑(さげす)んだ感じがする。しかし、そうであろうか。私は、『ダンマパダ』(法句経)や『スッタニパータ』(経集=ブッダのことば)、『サンユッタニカーヤ』などを読んで、深い感激をしみじみと味わう。いずれも、サンスクリット語ではなく、パーリ語からの翻訳である。

ともすると『法華経』などの大乗経典が、何となく大げさに感じるくらいである。大風呂敷を広げたと言うと、ちょっと不謹慎かもしれないが、何となく人間性を離れているような感じもするからだ。

それはともかく、大乗は後で作られたものだから、小乗の欠点をかなりカバーしている。したがって、教学的にも複雑になってしまった。やはり初期の仏典には、人間的な素朴な教えが多く含まれている。
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