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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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広大な宇宙を思い、慄然とする。


広大な宇宙に思いを馳せるとき、なぜか心が慄然とする。
「慄然」とは、言葉通りに「恐れおののいたり、恐怖でぞっとする」ような感覚である。また、「宇宙」とは『淮南子』(えなんじ)によれば、「宇」が天地四方で「宙」が古今往来である空間と時間の広がりだが、私は単にマクロコスモスとミクロコスモスを意味する。

つまり、すべてを含む無限の空間と時間の広がりと内面の微小な世界だ。
あまり勉強をしていないので、哲学や物理学的、そして天文学などの定義がどうなっているかはわからない。

しかし、パスカルが『パンセ』でも言っているように、それを思うだけでも心が慄然とする。それと同時になぜか私には、とくにミクロコスモスについての慄(おのの)きが増してくるのである。
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