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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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思い出は、懐かしくもあり、悲しくもある。


最近になって、今までのことを思い出すことがある。人生も七十歳を過ぎると、過去のことが脳裏によぎることが多くなるらしい。

その思い出なのであるが、なぜか懐かしさとともに、悲しさがともなう内容のことが多い。

『コヘレットの書』(伝道の書)に、<私は、この世に悲しむべき悪のあるのを見た。すなわち、富はこれを貯える持ち主に害を及ぼすことである。……人は、まったく来たように去って行かなければならない。これもまた悲しむべき悪である。風のために労する者には、何の益があるか?……人は一生、暗闇(くらやみ)と、悲しみと、多くの悩みと、病と、憤りの中にある。……悲しみは、笑いにまさる。顔に憂いをもつことによって、心は良くなるからである。>
とあった。
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