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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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恥ずかしい思い出ばかり甦(よみがえ)り来る。


なぜだろうか? 楽しかったときの記憶や得意になったことがらを思い出すことは少なく、むしろ恥ずかしかったことや失敗をした事件などの記憶が次々と思い出として甦ってくる。そして、今考えてみてつくづくと自分自身の愚かさを思い知らされ、何となく苛(さいな)まれる感じである。

だから私にとって、思い出はあまり楽しいものではない。すなわち、すべての思い出が楽しくないのではなく、思い出される思い出が楽しくないのである。

もしかしたら、今後もそのような後悔の連続なのかもしれない。そんなことを考えると自分自身の記憶そのものに愛想がつきてしまう。大声で、「わっ」と叫びたくなるような衝動に突然かられることさえあるので、何とかしなければならない。
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