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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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救急車、今日は他人(ひと)の身、明日はわが身か?


救急車が走っている。部屋から見えるわけではないが、パープーパープーという音でわかる。ひっきりなしに走っていたりする。そして、近くに来て止まったりすると、ギクリとする。

私や妻が呼んだのでないから、私たちのところへ来たのではない。しかし、それでも心配になるのである。ベランダへ出て下を見ると、白衣を着た係官がマンションの中へ入っていく。そして、すぐに担架に乗せた患者を運び出す。それからが問題。なかなか走らないときがある。一服をしているわけでなく、おそらく病人の治療を引き受けてくれる病院が決まらないのであろう。

遅かれ早かれ、私も妻も救急車のお世話になりそうである。それも、病院に着くまでにアウトになってしまうような状態で、それこそ救急で運ばれるのではないか。何となく心配である。
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