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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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還暦を過ぎて、古希には衰え激し。


還暦は、とっくに過ぎた。そして、古希を迎えた。さらに、それから。気付いてみると身体の衰えが激しい。ちょっと何かすると、すぐに疲れてしまう。気力がない。そして、身体の節々が痛む。「古来稀」であるから、仕方のないことかもしれない。

なるべく気持だけは、若く保つ工夫をしてみた。そのために、自己福音書や回想創造法などを試みた。しかし、気持だけが若くても、身体の衰えは現実である。だから、いきおい活動の範囲が狭まってしまう。かつて、旅行などは何でもなかった。しかし、最近になって遠くへ行くこと自体に自信がない。

体調が崩れやすいということと、疲労の激しさが、遠出をする自信をなくしてしまう。間もなく、死出の旅に出かけなくてはならないのに、困ったことである。
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