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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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いっぺんにはできないので、少しずつする。


何事も、いっぺんにしようとすると、大変である。私は根(こん)がないので、途中で飽きてしまったり、いやになってしまう。したがって、大概のことは少しずつすることになる。

そんなために、いきおい「百舌の速贄」(もずのはやにえ)のような現象が生じてしまう。見苦しい限りであるが、仕方のないことである。「百舌の速贄」とは、モズが枝に突き刺しておく虫などである。おそらく、後で食べようとして忘れてしまうのであろう。それが、他の鳥たちの餌になるので「供物」のような感じとなって、そのように言うのであろう。

しかし、私の仕掛かり中原稿などは、見苦しいだけでなく自分自身でさえも、何がなんだかわからなくなってしまったものがある。つまり、何のために何をしているのかが、後になってみると理解ができない。なんとも、お恥ずかしいかぎりである。
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