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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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ないものをあると認める脳の不気味さ。


人間の身体は、分子からできている。その分子は、原子の結合体。原子は物質の基本的な構成単位で、最小の微粒子。その原子は、原子核とそれを取り巻く一個または複数個の電子からなり、1億分の1センチメートルほどの大きさ。さらに電子は、原子の内部で原子核の周りに分布している。

つまり、実際には限りなく小さなものの集合体が私たち。しかも、その集合体は疎(そ=あばら)である。

また、概念として「幸福」や「健康」なども考える。もともと、それらは一つの状態であり、恒久的なものではない。さらに、生老病死(しょうろうびょうし)や喜怒哀楽(きどあいらく)などの概念も、脳が作り出した幻影であろう。つまり、脳は一連の夢幻泡影(むげんほうよう)なのである。
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