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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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どうしても思い出せない、なつかしい場所。


どこであったのか? いつ行ったのか? 印象に光景のみが鮮やかに残っているが、それがどこで、いつだったかをどうしても思い出せない。そんな場所がある。ちょっと既視感の感覚の延長のようではあるが、現実に行ったのは事実のはずである。

そのなつかしい感覚は、わからなければわからないほどに増していくみたい。そこで、何とかしてもう一度行ってみたいと思うが、どこであるかがわからないので行けない。

しかし、そこへ行ったからといって、別にどういうことになるのでもないだろう。むろん、金銭的なメリットなどは一切ない。ただ、気持ちが満足をするという欲求によって、何とかしてそこへ行きたいと思っているだけだ。
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