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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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寂しさに耐えて、孤独をあえて選びぬ。


西行ではないが、何となく世間がうとましく、自分自身の置き場所がないように思える。そこで、隠遁というか独自の空間を作るようになった。したがって、あまり人とは付き合わない。求められたら出向くが、自分からはよほどのことがない限り、人とは会わない。

そんなわけで「人間嫌い」ほどではないが、交際や付き合いをしなくなってしまった。その代わり、一人で出かける。いきおい、その場所も賑やかなところや観光地などを避けて、あまり人が行かないような場所になる。

私は松などの自然の植物に語りかけるほどは寂しくないが、それでも何となく孤独感を生じる。何もわかってくれない妻がまだ生きているが、それも孤独を紛らわせる原因にはならない。もしかして妻が死んだら、さらに孤独を感じるのかもしれないが、……。
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