忍者ブログ
rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
ブログ内検索
ご案内


現在、このプログではコメントなどを受け付けていません。
お恥ずかしい個人的な内容が多いからです。それでももしも、ご意見やご質問があればここから願います。


似顔説明

[1657]  [1676]  [1666]  [1665]  [1669]  [1664]  [1658]  [1659]  [1653]  [1655]  [1651
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

泉布(せんぷ)とは、いったい何を意味するものか?


玉川第二公園の亭(ちん)の横に蹲(つくばい)があった。そして、その蹲には「泉布」(せんぷ)と書かれている。真ん中に「口」の字の手水(ちょうず)鉢の流出部分がある。最初は、「吾唯足知」の類いかと考えたが、泉の旁(つくり)に口が付く文字はないし、布に口偏がついたりはしない。

そこで、口には関係がなく単に「泉布」であると知った。泉布は、貨幣に書かれている文字で、経済が泉の水のように流通することを意味したらしい。泉は金属製の貨幣、布は絹製の貨幣とも言う。

しかし、残念なことに「泉布」貨幣が大いに流通したことの記録はないという。したがって、もしかしたら割符(わりふ)や身分などの証明用硬貨だったのではないかとも考える人がいる。そんな難しい意味の文字を篆書(てんしょ)で、なぜ公園の水出口に書くのだろうか。と、私は思った。
PR
忍者ブログ [PR]