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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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老いてから、杖をつく人、目立ち始める。


「老いてから杖をつく」のではない。もともと杖をついていた人は、かなり多いだろう。

自分自身が古希を過ぎたころから、やたらに「杖をついている人が目につく」ということなのだ。若いころは杖を付いた人など、あまり気にしていなかった。しかし、自分が老人になって足を痛めてからは、「杖をついて歩いている人が多い」ということが改めてわかった次第。

加齢とともに、足の力は弱くなるらしい。バスの乗降のとき、よたよたよろよろしている老人が多い。とくに、シルバーパスの利用者は動作が鈍く、のろのろしている。バスの運転手は怒鳴りつけたりなどしないが、それでもよく我慢をしていると感心してしまう。あまり採算性のよくない客だから、かなり迷惑なのかもしれない。
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