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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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「こんなこと過去にもあった」ような気がする。


私が言うのは、大きな事件のことでない。日常の取るに足らない些細なこと。何かしようとして、ふと「こんなこと過去にもあった」ような気がするのである。それは、互いにまったく同じことではない。例えば、辞書でわからない文字を引く。同じ字を引くのではない。初めての文字のはずであるが、前にも引いたような気がするのである。

もうすこし具体的に言うと、道を歩いているとき。まだ通ったことがない道で、そんな気がすることが多い。「いつかどこかで」同じ体験をしたのだが、思い出そうとするとダメ。何とも、もどかいし気持ちがする。

既視感じゃないかとも考えるのだが、私のはもっと単純なこと。おそらく、同じパターンをまとめて記憶しているのであろう。だから、そこに少し違った箇所があっても、別の分類が思い出されるのではないだろうか。
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