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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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老醜という言葉、ふと脳裡をよぎる。


老醜(ろうしゅう)という言葉がある。その意味は、ふつう「年をとって姿などが醜くなること」。「老醜をさらす」などという。私も、いつしかその齢(よわい)になって、そんな言葉が脳裡を過(よ)ぎることがある。何かをして失敗をしたときなどは、つくづく思う。

しからば、老醜をさらさないためにはどうしたらよいのか。むろん、何もしなければ失敗はないだろう。しかし、そのようなわけにはいかない。生きている以上は、日々の方便(たつき)が必要である。例えば、健康で過ごすためにも、勉強や工夫が必要だ。

そんな按配で、それらの勉強や工夫についても、つい消極的になってしまう。それが老化の一つの原因であることもわかっているが、いっぽうでは気力が失われたことも事実である。何とも困ったことだ。
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