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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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結局は、わからずじまい、死後の生など。


いろいろと考えてはみたものの、死後のことなどは結局解らないままに、自分自身が死んでしまうのではないだろうか。もしかしたら、体験をしてはいるが、記憶にないのかもしれない。それは、あたかも転勤先の場所がどこでどんなところであるかを知らずに、迎えが来て飛行機に乗ってしまうようなものだ。

今のところ、まだ現実に体験をしていないからか、とくに「死後の世界」があるとは思えない。また、死ぬということ自体、現実でないように感じる。確かに、心臓や肺が停止して、脳の機能がダメになり、焼かれて灰になるだろう。

しかし、そういう外見上のことではなく、私たちが置かれた次元自体が生死にかかわらず続くのではないか。それを感じないだけで、死を切り離して論じるのは、ドーナットの重心が空間にあるのを知らないのと同じ。
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