忍者ブログ
rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
ブログ内検索
ご案内


現在、このプログではコメントなどを受け付けていません。
お恥ずかしい個人的な内容が多いからです。それでももしも、ご意見やご質問があればここから願います。


似顔説明

[1940]  [1939]  [1936]  [1931]  [1934]  [1927]  [1930]  [1918]  [1926]  [1925]  [1917
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「夢十夜」、「夢」と記憶が錯綜したり。


錯綜などと言ったが、交錯でもよいだろう。錯綜とは、物事が複雑に入り交じって混乱することであり、交錯は物事が複雑に入り組んでいること。つまり、どちらも入り交じって混乱することである。

一つは、学生時代に読んだ夏目漱石の「夢十夜」。細かいストーリは、もはや忘れてしまったが、その何となく不気味さをもつ記憶は、いまだに忘れられない。朗読を聞くと、若いころの感情までが鮮やかによみがえってくる。

いっぽう「夢」は、黒澤明監督の映画。むろん、すべて映像化をして綴られている。しかし、私には何となく「夢十夜」のイメージに似た内容が多いようだ。いずれの作品にも、ほんの一部ではあるが、涙が出てくるほどなつかしさを感じる箇所がある。そのなつかしさを感じるところなどが、時代・媒体の異なる二つの作品を錯綜させるのではないだろうか。
PR
忍者ブログ [PR]