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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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願わくは、分かち合いたい知的空間。


知的空間については、それぞれの考えがあるだろう。しかし、互いにそれを論じ合うと、学ぶべきことが多い。自分なりに考えていたのでは、我田引水になってしまって、発展ができない。

そこで願わくば、互いに知的空間を論じ合えればよい。だが、なかなかそんな相手はない。西行の短歌に、「身をすつる人はまことにすつるかはすてぬ人こそすつるなりけり」とある。二十三歳で出家・遁世(とんせい)をした西行は、「すつる」(捨てる)を三回も、そしてさらに「すてぬ」(捨てぬ)を織り込んで、「死」や「捨」や「無」を考えていたに違いない。

そんな西行ではあるが、「さびしさに たへたる人の またもあれな 庵(いおり)並べむ冬の山里」とも言っている。つまり、「私と同様に、このような寂しさに耐えて暮らしている人がいればいいんだが。そうしたら、この山里に庵を並べて住めるんだがなぁ」つまり、知的空間を分かち合いたいという願いだろう。
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