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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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「生きている」実感よりも、「生かされている」。


毎日、自分自身が「生きている」のは事実であろう。しかし、私は「生きている」というよりも、何となく「生かされている」というような感じを受ける。あたかも、生け簀(いけす)の中で、調理をされる日まで生かされている魚のような。

それは、自分自身で自分自身の未来についての自信がないためかもしれない。また、思うようにいかないジレンマを嘆いているのかもしれない。いずれにしても、何となく自分が生きることについて、かなり以前に積極的な意思を失ってしまった。

なぜ、そんなことになってしまったのだろうか。若いころは、決してそうではなかった。おそらく、加齢によって考え方が変わってきたのかもしれない。自分自身の体力の限界を知ったからかもしれないし、知力のあさはかさを身にしみて理解したためかもしれない。
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