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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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あいたいだ、しりそとともに記憶に残る。


さらに、いんきしりむしんやおうおうたいえいなども、強烈なインパクトを私に与える。『荘子』が読めたなどと、つい思ってしまう。とんでもないことである。逆説や裏の裏までは、とうていわかるまい。また、郭象が自分の考えで書き直したことなどは、もはや見抜けないだろう。バチカンで書き直した福音書と同じで、原点の論理が失われているからである。

あいたいだはすごい醜男(ぶおとこ)であっても、男たちは彼を慕って離れないし、女たちは「他人の妻になるよりは、あの人の妾(めかけ)になりたい」と言い出す始末。しりそはもっとひどく、顎(あご)は臍(へそ)の辺りまで、肩は頭のてっぺん、股(もも)は脇腹にぶつかっている。それでも仕事をして生きていける。徴兵に行かなくてもよく、手当てもいただける。そして、何人かの人を雇う資力さえもある。

つくづくと私は、人の魅力が身体の形だけではないことを思い知らされる。
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