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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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ないものをあると認識するは錯覚。


ドン=キホーテのように、対象を別なものと誤認することはあるだろう。しかし、実際にないものを実態として認識するのは、脳のからくりかもしれない。常識では、考えられないことだ。

ないものを恐れて、それに翻弄されることは実際によくあることだ。そのようなことは、ちょっと考えればわかることである。

また、対象を勝手に解釈したり、潜在意識で思い出す。花が咲いて、美しいと思う。しかし、多くの女性が性器をむき出しにしていたら、何と思うだろうか。ボスのトンネルなども、もしかしたら産道を通った記憶かもしれない。自分の意識で、ないものをあると考えたり、勝手に解釈するのは困ったことである。般若心経にある「空」というのは、ないものをあると認識してはいけないという教義ではないだろうか。
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