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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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なかよしの大岩さんが言いしことども。


仲がよかった大岩さんが、亡くなってから久しい。なぜか、最近になって彼が言ったことをふと思い出すことがある。それが、かなりしばしばなのだ。もしかしたら、私も大岩さんが亡くなった年齢に近くなったためなのかもしれない。

いっしょに旅行などもした。旅先でも、いろいろと教えられることが多かった。例えば、「うめたつ人形」などについては、まったく知らなかった。梅宮でさえ、妻が「はぐれ刑事純情派」というのを見ていて、教えてくれるまで知らなかったのである。むろん、マリアンも。

そのような次第で、ささいなことでも彼が言ったことを思い出すのである。その時点では、私にとって新しい知識であってことが、なぜか今となっては何となく思い出となって、なつかしく鮮やかに蘇(よみが)えってくる。
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