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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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「もうダメだ」「もう終わりだ」と言ってはいけない。


なぜならば、自己暗示が働いて、ほんとうにそうなってしまうからだ。私たちはどんなときにも、希望をもって前向きの姿勢で事に当たらなければならない。一縷(いちる)の希望であっても、心理的には大綱(おおづな)と同じ。

私は、『蜘蛛の糸』という小説を思い出す。また、ペテロの母が地獄に落ちた物語も印象的。

私はカンダタでないし、むろんペテロの母親でもない。したがって、そのときの気持の動揺はわからないが、何となく自分だけが救われたいという気持は、問題があると思う。しかし、究極の場合はどうであろうか。サッタ太子や雪山童子のような崇高な神経をもっている人は、少ないのではないかと思う。
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