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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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イライザちゃん、勉強をしてマイ・フェア・レディ。


イライザちゃんは、ずーずー弁の花売り娘だ。見かけたところ、汚くて発音もめちゃくちゃ。街の大通りで、「お花はいらんがねぇ」と大声でわめいていた。

通りかかったヒギンズ教授が、彼女に注目をした。そして、一緒にいた友人に言った。「あの話し方は、どうもいけない。簡単に治るんだがなぁ」 それから彼女の特訓が始まった。貴族社会の発音を正確にすることである。そして、数ヵ月後に晩餐会に行った。すると、誰もがどこの貴族の令嬢かと訪ねる。教授の母親まで、花売り娘だったことを見抜けない。

バーナード=ショーの『ピグマリオン』にある話。しかし、実際のピグマリオンはギリシア神話。自分の作った象牙の像に恋をした男をアフロディテが哀れに思い、その像をそのまま生きた女にしてくれる。それを脚色したものが『マイ・フェア・レディ』となった。

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